用紙原料パルプの合法性・持続可能性

印刷用紙の環境配慮について考えます(合法性・持続可能性)

印刷用紙の環境配慮には様々な側面がありますが、一番のポイントは、原料となるパルプが違法伐採等ではなく合法的なものであること、また社会・環境両面で持続可能なものであることです。

エコ印刷研究会では、大まかな分類ではありますが、パルプの種類によって、合法性・持続可能性を評価しています。

そこで、合法性・持続可能性を簡易的にチェックするための表を作ってみました。使用しているパルプの「配合率」欄を10~100%から選んでみてください。○は100%、△は50%として計算しています。満点は、合法性100%(配点50点)、持続可能性100%(配点50点)の場合の合計100点となります。

※再・未利用材は、利用促進の観点から、合法性・持続可能性ともに満たしているとみなします。

パルプの種類 合法性 持続可能性 配合率
木材パルプ 森林認証パルプ
(FSCミックス)
植林木パルプ
間伐材パルプ※
製材端材パルプ※
天然材その他 × ×
非木材パルプ 再・未利用材(バガス等)※
植林材(ケナフ等)
古紙パルプ※

合法性
持続可能性
合計(100点中)

ちなみによく使用される環境配慮用紙は、下記のようになります。同じ環境配慮型といわれる用紙でもかなり差があります。用紙を選ぶ際は、再生紙、非木材紙など用紙の分類名だけでなく、各パルプの配合率に注目することが大切です。


用紙銘柄 使用パルプ 合法性 持続可能性 合計
再生紙R100 古紙パルプ100% 100% 100% 100点
再生紙R70 古紙パルプ70%
その他30%
70% 70% 70点
FSCピュア 森林認証パルプ100% 100% 100% 100点
FSCミックス 森林認証パルプ10%以上
その他90%
100% 10% 55点
FSCミックス
+R70
森林認証パルプ10%以上
+古紙パルプ70%
100% 80% 90点
非木材紙 バガス10%以上
その他90%
10% 10% 10点
非木材紙 ケナフ10%以上
その他90%
10% 5% 7.5点

(2008年4月23日)