印刷発注者の管理責任と環境表示

印刷発注における環境配慮の管理と環境表示について考えてみます。
グリーン購入法日本印刷産業連合会「リサイクル対応型印刷物製作ガイドライン」では、印刷物全体の古紙リサイクル適性を確認するため、使用する全ての印刷資材のリサイクル適性を把握・管理するツールとして「資材確認票」の作成を推奨しています。

資材確認票は、印刷物発注者・発行者として責任をもってリサイクル案内表示を行うためのものであり、環境偽装問題対策という面も併せ持っています。

ここでは、リサイクル適性が論点ですが、印刷物の環境対応全体としてとらえると、印刷に使用した資材などを確認することは、印刷物への環境配慮や環境表示全般を管理するツールとしても生きてきます。

例えば、○○社の○○インキの採用は、リサイクル適性がAであることと同時に、大豆油インキとして認定されている製品であれば、大豆油インキマーク(ソイシール)を表示する根拠ともなります。環境配慮、リサイクル、環境表示...個々に行うより一元的に管理した方が効率的といえます。

こうしたことから、エコ印刷研究会では、「エコ印刷証明書(案)」を提案しています。リサイクル適性に加え、環境マネジメントシステムや環境ラベルの管理を合わせて行うことで、印刷物の環境対応を強化し、環境表示やリサイクル案内を担保するものとしても機能し、自信を持って環境表示を再開することができます。

ぜひエコ印刷証明書をご活用ください。


(2009年4月 3日)