[印刷実例研究] 商品パンフレット(エアコン)

エアコンの商品パンフレットの印刷仕様調査結果(概要版)です。
2009年は大手家電販売店等でいただいた各社1点づつ計13点のエアコンパンフレット・カタログを調査しました。
以下は調査レポートより用紙・インキの4年間の比較部分を抜粋しました。

用紙

2009 商品パンフレット(エアコン) 用紙用紙の環境配慮表示は、2007年までは環境配慮表示を行っているものが60%以上ありましたが、2008年以降は状況が一変し、7割以上が表示を行っていない状況となっています。
古紙パルプ配合率100%再生紙については、2006年、2007年と3割前後あったが、以降皆無となり、再生紙その他とあわせた再生紙のシェアも激減しました。
森林認証紙ついては、2007年に初めて登場し、2008年には見られなかったものの、2009年に2点(15%)復活しています。
これらの流れは、環境報告書・CSRレポートの場合と同様、2007年、製紙会社各社が古紙パルプ配合率の高い製品の生産縮小を行ったことによって100%再生紙の採用が困難となったこと、また、2008年1月に明らかになった再生紙偽装問題により再生紙の採用はもちろん、製紙会社の信頼性が喪失し、環境表示が行えない状況になったためと考えられます。森林認証紙の急伸は森林保護への注目に加え、第三者認証制度による信頼性の高さもその要因ではないでしょうか。

インキ

2009 商品パンフレット(エアコン) インキ用紙の場合と同様、2007年度までとそれ以降の2つに分かれており、2008年以降、環境表示の停滞が続いています。
2009年には、始めてノンVOCインキが登場しました。今後の一層の広がりに期待したいと思います。

(2009年5月27日)