紙原料としての間伐材に関する記事(フジサンケイ ビジネスアイ)

「偽装の信頼回復・森林保護・新たな収益源 間伐材、紙の原料で"一石三鳥"」と題した記事です。

グリーン購入法基本方針の改定を機に、間伐材などを活用したコピー用紙の新商品が登場するなど、変化がみられる製紙原料についてまとめています。

ただ、1つ注意しておかなければならないのは、グリーン購入法では、古紙パルプについては実配合率を基準としていますが、バージンパルプ類については「配合割合」として、いわゆるクレジット制度での管理を基準としている点です。

つまり、仕組み上は、該当のコピー用紙には間伐材が入っていない可能性もあるということになります。FSCミックス品など、バージンパルプの管理では一般的になっていますが、普通の利用者にはまだまだ違和感のあるといえるのではないでしょうか。

製紙会社には、クレジット制度やバージンパルプについてどのような環境への取り組みを行っているかなど、積極的な情報公開、コミュニケーションが求められているといえます。第二の古紙偽装などといわれないように最終的な紙の利用者を対象とした視点でのアプローチを望みたいと思います。

(2009年5月 8日)