エコ印刷研究会
 
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 2006年度版環境報告書・CSRレポートの印刷仕様調査
 

エコ印刷研究会では、2006年度版環境報告書・CSRレポートの印刷仕様調査を行いました。調査報告書の中から用紙・インキ・印刷方法の3点に絞りその結果をご紹介します。


 

エコ印刷研究会では、昨年に引き続き、環境報告書・CSRレポート・サスティナビリティレポート等の印刷仕様について調査を行った。

研究会に協力いただいた312事業所の報告書について、環境配慮表示(マーク・説明文)および外見的特長を元に分析した。用紙、インキ、印刷方法については、下記のような結果となっている。環境報告書は、環境配慮型印刷物の代表例であり、印刷物の環境配慮の先行指標(トップランナー)として、また各社の環境意識の表現として注目される。

研究会では、印刷物への環境配慮表示が利用者に誤解や不信感を与える例や、理想的な環境配慮型の印刷仕様についても研究しており、4月24日の定例セミナーで、調査レポートの詳細とともに発表する予定である。

 
用紙

用紙については、表示のないものが1%と、ほぼ全てに配慮が行われている。

今後はどのような環境配慮であるかに焦点が集まると考えられ、2005年度との比較では、古紙パルプ100%以下や配合率表示のない再生紙(再生紙その他)が5%減など、合法性・持続可能性の担保されたパルプの使用割合が100%に近いものが増えると予想される。

 
印刷インキ

インキの環境配慮ポイントは、大気汚染を引き起こすVOCの排出削減にある。

ほとんどの報告書で、石油系溶剤の一部を大豆油に置き換えた大豆油インキや、全てを置き換えたノンVOCインキが採用されている。2005年度と比較して、ノンVOCインキが3%増加しており、2011年のソイシール使用停止をにらみ、今後も同様の傾向が予想される。

 
印刷方法

製造工程では、VOCの排出削減や、デジタル化による省資源・廃棄物削減などが課題となっている。

集計を行った印刷方法では、水なし印刷が約半分と高い普及率を示している(昨年比+6%)。従来型の印刷方法に比べVOC削減と、有害廃液の削減が可能な印刷方法であり注目度が高い。

 

2007年4月11日
エコ印刷研究会事務局

 
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