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 2007年度版通販カタログの印刷仕様調査
 

エコ印刷研究会では、2007年度版通販カタログの印刷仕様調査を行いました。調査報告書の中から用紙・インキについてその結果をご紹介します。


 

環境問題への注目が高まる中、企業活動においても環境負荷の低減が求められている。印刷物の環境配慮は、資材や製法の指示など、印刷物発注者の意識と行動次第で改善できることが様々ある。

さらに、印刷物の環境配慮は、それ自体が取り組みの対象であり、また環境配慮表示による、環境アピール・コミュニケーションのメディアでもあるという他にない特徴を持つ。

通販カタログは、商品紹介や販売案内など実店舗の機能を担う重要な印刷物であり、カタログ通販に必要不可欠なものである。大型の印刷物であり大量に配布されること、定期的に発行される短期使用型の印刷物であることなど、環境に与える影響が大きく、企業の社会的責任としても注目されることから、今回通販カタログ16点について、環境配慮表示(マーク・説明文)および外見的特長を元に印刷仕様調査を行った。

用紙、インキについては、下記のような結果となっている。

当研究会では、企業の社会的責任や環境コミュニケーションの観点から、印刷物の環境配慮や適切な環境配慮表示のあり方などを研究しており、7月25日の定例セミナー で、調査レポートの詳細とともに発表する予定である。

 
用紙

何らかの環境配慮用紙を使用しているものは合計56%と普及しているものの、これまで調査を行った、2006環境報告書・CSRレポートの99%、商品パンフレット(エアコン)の69%に比べ、配慮が遅れている実態が明らかになった。

配慮の内容は、再生紙が中心であり、森林認証紙などバージンパルプの配慮については見られなかった。

 
印刷インキ

インキの環境配慮ポイントは、大気汚染を引き起こすVOCの排出削減にある。

50%で、石油系溶剤の全てまたは一部を大豆油に置き換えたノンVOCインキ、大豆油インキが採用されていたが、用紙と同様に、環境報告書の97%、商品パンフレットの85%に比べ、環境配慮の遅れが目立つ結果となった。

 
2007年7月18日
エコ印刷研究会事務局

 
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